【RPA】WinActorを使い倒せ!!

WinActorを利用する上のでテクニック、困りごとの解消を公開していきます

WinActorハンズオンやります!

今度、2/27に大阪でWinActorのハンズオン勉強会をやります。

詳細は以下を参照

https://osaka-rpa-lab.connpass.com/event/167177/

 

ハンズオン内容としてはChromeを利用したWeb操作ということで、Yahooの株価情報から株価を取得するシンプルなものになります。

付属のチュートリアルを実施して、次のステップに進む方用ということで作成しました。

資料等は以下を参考下さい。

 

 

drive.google.com

RPA検定エキスパート 練習問題 その6 データ一覧の活用

データ一覧機能ですが、実運用の際にはいちいち利用するデータファイルを指定する、また反映したファイルを保存する際にもエキスポートを手動で指定するなど少し使いづらいと思っていましたが、起動ショートカットを利用すればデータファイルの指定や結果の上書きも出来ます。

また、各データから取り込み処理した結果は変数に書き込めばデータファイルにも反映されます。

エキスパート試験でもデータ一覧の機能の問題は出てくる可能性がありますのでチュートリアルにあるCSVを読み取り、結果をCSVに反映させる練習もしてみてください。

例題:
データ一覧機能を利用し「チュートリアル」→「中級編」にある「商品登録エラーあり.csv」を開き商品名が空欄の場合は登録結果に"空欄"と記入させなさい。
なお、起動ショートカットで商品登録エラーあり.csvを指定し、結果は上書き保存するようにしてください。

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RPA検定エキスパート 練習問題 その5 ブラウザ操作

今回のエキスパートの出題範囲を見ると「WinActor_ブラウザ操作シナリオ作成マニュアル」が対象になっていました。
もしかすると、Chromeでシナリオを作成せよという問題も出るかもしれません。
1回はチュートリアルの中級編「WinActor_中級編①_エクセルデータからWEBシステムへの転記」をChromeで出来るようにしていたほうがよいかと思います。

なお、注意してほしいのが「WinActor_中級編①_エクセルデータからWEBシステムへの転記」はIEを開くという動作は含まれていませんが、Chromeで行う場合、操作するブラウザを起動して「ブラウザ名」を設定しないと以降の処理は出来ません。
Chromeで処理をするときには必ず最初に「ブラウザ起動」でブラウザ名を設定するようにしてください。

RPA検定エキスパート 練習問題 画像マッチングのエラーについて

画面マッチングを設定したが、実際に運用するとエラーで動かないというケースもよくあると思います。その際にはエラーメッセージをよく読んで何が原因なのかをまずは把握してください。
画像マッチングのエラーメッセージはほぼ2つのエラーメッセージなるかと思います。

  • ウィンドウ識別子  ●●に一致するウィンドウが存在しませんでした
    よく間違いやすいのはこのエラーです。
    このエラーは対象の画像ではなく、対象のウィンドウ(画面)が見つからないときに出てくるエラーです。
    画面上部に表示されるウィンドウタイトルはファイル名や状況により変わり、それで認識しない場合があります。

    ウィンドウ識別ルール」(画面上部の白い箱を指差しているボタン)を開き、ウィンドウタイトルの条件を見直してください。

  • マッチング画像が存在しません
    こちらのエラーは画面マッチングで赤枠で囲んだ箇所が見つからないときに出てきます。実際の画面と画像マッチングで取り込んだ画像を見比べて存在するかを確認してください。

他のノードでもエラーメッセージをしっかり読み込めばトラブルの対処方法がわかります。

RPA検定エキスパート 練習問題 その4 例外処理

実際のロボット作りでも、作成中にエラーになって原因を追求するシーンが有るかと思います。
例外処理については毎回エキスパートの問題に出てきますので、エラーが発生したときに例外処理で処理できるようにしましょう。

なお、私は例外処理が発生したときに下記の情報を取得するようにしています。

  1. エラー情報の取得
    「02.エラー処理」→「エラー情報収集」で発生したノード名、ノードID、エラーメッセージが取得できるようになっています。
    これで各情報を収集してください。

  2. 変数値保存
    エラー発生時に変数の内容を把握するのは重要です。
    ただ、変数のウィンドウは見にくいし、内容をコピペしようにも出来ません。それを解決するために変数値保存を利用しましょう。
    01_WinActor制御→07_デバッグ→「デバッグ:変数値保存.ums6」でその時の変数値を保存出来ます。
  3. 画面キャプチャ
    エラーが発生したときに発生した画面キャプチャを取得しておけば、原因追求に役立てれます。
    思っていた画面と実際にエラーが発生したときの画面を見比べて原因追求をしてください。
    画面キャプチャは「16_画面キャプチャ色判定」の中にあります。

RPA検定エキスパート 練習問題 その3 フォルダ、ファイル操作関連

基本的な内容ですが、フォルダやファイルのパスなどを取得したり、ファイルを移動、コピーする方法も出題されますので問題を作成しました。

事前にCドライブ直下にこちらのファイルを解凍した「WA問題」というフォルダコピーしてください。
※中身は空のテキストファイルが入ったものです。


問1 「フォルダ選択ボックス(Win)」にて「C:\WA問題\問1」を選択し、フォルダ内にいくつファイルがあるか待機ボックスで表示させてください。

問2 「フォルダ選択ボックス(Win)」にて「C:\WA問題\問1」を選択し、Excelを新規で作成しフォルダ内のファイルのリストを作成します。A列にはファイルのフルパス、B列にはファイル名のみ表示させてください。

問3 「フォルダ選択ボックス(Win)」にて「C:\WA問題\問1」を選択し、作成したシナリオが保存したフォルダ内に「現在の日付 時間」のフォルダを作成し、「C:\WA問題\問1」にあるファイルの頭に日付を付けてコピーしてください。
例:C:\回答\にシナリオファイルを作成したらC:\回答\20191005 1500\のフォルダを作成しその中にファイルをコピーする

RPA検定エキスパート 練習問題 その2 日付問題

エキスパートでは日付問題が必ず出てきます。基本的な内容を練習問題にしてみましたので、参考にしてください。

 

問1 インプットボックスを出し、そこに以下の日付を入力すると待機ボックスでyyyy/mm/dd形式で表示されるようにしてください。

2019年10月12日 →2019/10/12が表示される
2019年9月1日 →2019/09/01が表示される


問2 現在の日付時間を取得し待機ボックスでyyyymmdd hhmm形式で表示してください。

例:2019年9月30日 18:01に実行すると待機ボックスでは20190930 1801で表示される


問3 インプットボックスを出し、そこに日付(yyyy/mm/dd形式)を入力すると待機ボックスに「月初日~月末日」と表示されるようにしてください。
※月初日と月末日の間は「~」を入れる

例:
2019/09/09を入力すると待機ボックスに2019/09/01~2019/09/30
2020/02/01を入力すると待機ボックスに2020/02/01~2020/02/29


問4 インプットボックスを2回出し、そこに日付(yyyy/mm/dd形式)を2回入力すると待機ボックスに日付差が表示されるようにしてください。


問5 実行すると待機ボックスが表示され、「もう●日寝るとお正月」と表示させてください。
なお、●には実際の正月までの数値を入れ、毎年対応できるようにしてください。